人々の行動に裏付けされた科学を紐解く 影響力の武器 戦略編 要約 プロローグ
購入した電化製品が不良品であるにもかかわらず、いつか治るんじゃないかと、家電の自然治癒力についつい期待してしまいます。こんばんは、こやしです。
「影響力の武器」という書籍をご存知でしょうか。全世界で200万部発行されている、行動心理学の決定版ともいうべき本です。著者はロバート・B・チャルディーニ氏。
またの機会にまとめますが、この本の内容をざっくり説明すると
人は何に影響を受けて行動・選択をするのか
ということが書かれており、それは6つの要因から説明できる。と書いてあります。6つの要因とは
- 返報性
- 希少性
- 権威
- 一貫性
- 好意
- 社会的証明
の6つです。カンの鋭い方は、ふむふむなるほど、と頷くところでしょう。
本書ですが、なかなか概念的なことも書かれており、実生活に生かすためには幾らかの変換が必要になってきます。
そこで、執筆されたのが、「影響力の武器 実践編」です。
実践編では、その名の通り、実生活の具体的な事例を取り上げて、実験とその結果。結果に至る根拠という風に丁寧に解説してくれています。
ポイントは、小さな工夫で大きな成果を生み出すスモール・ビッグな工夫を紹介しているという点です。
本書に書かれている事例をご紹介すると、
- 税金未納者が多くいる地域がある
- なんとか税金を納めてもらいたい
- 督促状を大量に送るが効果は小さい
- 督促状に未納によって延滞料が発生することを記載するも効果は小さい
- ならば利息の負担をするから払ってくれと言っても効果は薄い
- 最終的に法的措置をとるよ!って強めに言っても効果はない
こんな時、あなたが取税人だったらどうしますか?
はっきり言って打つ手なし。のように思えるでしょうか。
しかし大丈夫です。影響力の武器、ひいては6つの要因を効果的に用いれば、小さな工夫で想像以上の成果を得られる結果が待っています。
なんだか怪しいショッピング番組みたいになっていますが。。。
答えや解説に関しては次の記事で書きたいと思います。
また、これから本書の事例を取り上げて、ご紹介していくとともに、実生活でどのように応用すればいいかなぁなんてのも考えて行けたらなあと思っています。
次回もまたよろしくお願いします。ではまた。